Member’s Interview
複数企業の事務を一手に担う。経験を武器に挑む新たなステージ。

プロフィール
髙橋 里美
2024年6月入社新卒でアパレル企業に入社後、コールセンター業務を経験。3人の出産を経て約10年間専業主婦として過ごした後、末っ子の幼稚園入園をきっかけに人事領域の事務職として社会復帰。6年間の勤務で事務経験を積み、その後、新聞社の広告部で官公庁との折衝や新卒採用イベントのサポートなど、幅広い業務を経験。より柔軟な働き方を求め、2024年6月にクルーとして入社。現在はフルリモートワークとフレックスタイム制を活用しながら、仕事と育児の両立を実現。小学生、中学生、高校生の3人の子育て中。
転職の理由と入社の決め手
新卒でアパレル企業に入社し、その後コールセンターで働いていました。3人の子育てが始まり、いったん仕事を休むことに。約10年間、子育て中心の生活を送りました。
末っ子が幼稚園に入園したのをきっかけに、そろそろ仕事を始めてみようと思い、事務の仕事をスタート。事務職は初めてでしたが、6年間働き、貴重な経験を積むことができました。ただ、毎日の仕事が想像以上に忙しくて......。家庭との両立が本当に大変で、途中で体調を崩してしまったこともありました。特にコロナ禍で完全出社だったので、「在宅勤務ができたら、もっと上手く両立できるのに」と感じていました。
そんな思いを抱えながら、次は家庭と仕事の両立ができるようにと新聞社に転職。ここでは、新聞広告の担当だけでなく、官公庁とのやり取りや新卒採用イベントのサポートなど、さまざまな業務を経験しました。特に印象に残っているのは、一つの部署でいろいろな仕事に携われた点です。業務内容は非常に充実していて楽しく働いていましたが、次第に業務量や担当範囲内でできることに限界を感じ、もっと深く関わりたいという思いが強くなりました。パートタイム勤務だったため、興味深い仕事に十分に関われないもどかしさもあったのかもしれません。また、給与面でもしっかり働ける環境を探したいと考えるようになり、「この経験を活かせる場所で、より踏み込んだ仕事がしたい」という気持ちが募っていきました。
そんなとき、本当に偶然の出会いだったのですが、「Chatwork アシスタント」の求人を見つけました。かねてから希望していた在宅で仕事ができること、フレックスタイム制で時間を柔軟に使えることなど、「こんな働き方があるんだ!」と驚くばかり。選考中も、採用担当者から温かい雰囲気や組織文化が伝わってきました。
初めてのリモートワークだったため、福利厚生としてリモートワーク環境整備サービスが用意されており、リモートワーク環境を整えられる点も大きな魅力でした。机や椅子などの必要な備品を自分で用意するとなると「快適な環境を整えるのにどれくらいお金がかかるんだろう」と不安だったので、この制度の存在は本当に心強かったですね。
これらを総合して「間違いない、ここだ!」と、即決しました。
今している仕事の概要
現在は営業事務として16社ほどのお客様を担当しています。主な業務はExcelでの資料作成やメール対応、SNS業務、請求書作業など。できる限り即レスを心がけ、特にチャットでのコミュニケーションは、相手に分かりやすく伝わるよう、送信前に必ず読み返すようにしています。
振り返ってみると、事務や新聞社時代に経験したさまざまな業務が、今の仕事に活きていると感じます。複数の業務を同時に進めたり、いろいろな企業の方とコミュニケーションを取ったり、一つの部署に所属しながら、ちょっとずつ多岐にわたる業務に関わったり。これらの経験が、今の「複数企業のサポート」という仕事への自信につながっているのかもしれません。
現在の16社という担当社数は、一見多く感じるかもしれませんが、お客様ごとに業務量や対応頻度が異なります。日次で対応が必要な場合もあれば、週次や月次のルーチンワークが中心となる場合もあり、それぞれの特性に合わせて業務を組み立てています。また、社内のチャットツールを活用することで、急な質問や相談にもスムーズに対応できる環境が整っています。
特に印象的なのは、チーム内での情報共有の丁寧さです。基本的に私がメインでお客様の1次対応を行う場合は、必要に応じてセクションリーダーにサポートを仰ぐ形を取っています。また、お客様によっては2〜3名のチームで分担して作業を行うケースもあり、チャットでのコミュニケーションを密に取りながら業務を進めています。そのほか、週3回の案件確認会で情報共有を行っているため、何か疑問点があれば、すぐにオンラインで相談できる体制があります。
今の仕事でのやりがい
入社してまだ日が浅いですが、成長につながる仕事をどんどん任せてもらえる環境で、本当にやりがいを感じています。困ったときは「ちょっと相談して良いですか?」と気軽に声をかけられるのも、安心して仕事に打ち込めている理由の一つです。
この仕事の魅力は、さまざまなお客様と関われることだと思います。お客様ごとに使うシステムや仕事の進め方が違っていて、「こんなやり方があるんだ!」という新しい発見の連続なんです。今まで見たことのないツールに出会ったり、新しい手法を学んだり。気づけば自分の引き出しがどんどん増えていくのを実感できています。
事務の仕事は、一般的に言うと同じことの繰り返しやルーチンの作業になってしまいがちです。これまでの事務の経験では、もちろん一日中同じ仕事をすることがありました。私自身、実は少し飽きっぽいところがあるんですが、クルーは複数のお客様を担当するため、自分なりにセルフコントロールしてメリハリをつけられるんです。たとえば、「ちょっと気分を変えて、この作業を先にやってみよう」など、スケジュールも柔軟に組み立てられます。「今日はどんな風に一日を組み立てようか」と楽しみながら仕事を始められるから、毎日が新鮮で楽しいんです。
趣味やプライベートについて
3人の子ども(小・中・高校生)との生活は賑やかで楽しい毎日です。家族はみんな、どちらかというとインドア派で、私自身もNetflixを観たり、漫画や小説を読んだり、ときにはゲームをしたりしながら、お酒を飲んでまったりと過ごすのが至福の時間ですね。
とはいえ、子どもたちの「お出かけしたい!」というアピールには勝てず、休日は家族で外出することも。最近は近所の公園に出かけたり、紅葉狩りに行ったりと、外での時間も楽しんでいます。
また、在宅勤務になってからは、家事の時間配分も上手くできるようになりました。以前は仕事から帰ってから慌ただしく家事をこなしていましたが、今では余裕を持って仕事と家事の両立ができています。
一番の変化は、子どもたちが学校から「ただいま」と帰ってきたときに、「おかえり」と言えることです。以前は仕事で不在のことが多く、子どもたちの様子が気がかりでしたが、今は家にいることで安心感を持って働けています。子どもたちが学校であった出来事を、その日のうちに話してくれるなど、これまではできなかったことができているのが、本当に貴重な毎日ですね。
未来の仲間に対して一言
とても働きやすい環境だと実感しています。自分のペースで仕事を進められるのはもちろん、報告や連絡、相談がしやすい雰囲気が整っています。入社前は、リモートワークが初めてだったこともあり、少し不安もありました。今ではそんな心配が杞憂だったと感じています。オンラインでのコミュニケーションが活発で、むしろ対面以上に密なサポートを感じる日々。セクションリーダーをはじめ、チームの皆さんが本当に頼りになる存在で、明るい雰囲気の中で仕事ができています。
特に心強いのは、同期の仲間との交流です。ときには業務の悩みを共有したり、ときには互いの地域ならではの話で盛り上がったり。定期的にリモート懇親会をしているんですが、仕事の枠を超えた話題で楽しい時間を過ごすことが、ストレス解消にもなっています。同じ在宅ワークという環境だからこそ、より一層つながりを大切にできているように感じます。「ここで働けて良かった」という実感が、日に日に強くなっていますね。
仕事と家庭の両立に悩んでいらっしゃる方、新しい働き方に挑戦してみたい方に、ぜひクルーという働き方をお伝えしていきたいです。柔軟な働き方を通じて、きっと新しい可能性が開けるはず。 理想の働き方は、案外身近なところにあるのかもしれません。