Member’s Interview
"なんでも屋"から"労務のプロ"へ。正当な評価が成長につながったキャリア選択

プロフィール
堀井 風歌
2024年7月入社専門学校の音響学科を卒業後、フリーランスのサウンドエンジニアとして活動。その後、美容系サイトにて原稿作成やカスタマーサポート業務に従事。セミナーやコールセンター運営をおこなう団体での事務職、大学での教授サポート業務、携帯ショップでの販売業務など、幅広い職種を経験。前職のベンチャー企業ではバックオフィス全般の業務に加え、新規事業の立ち上げにも携わる。現在は、夫と小学1年生の息子、猫2匹、えび&貝も含めた「3人+2匹+α」の家族で暮らしています。
転職の理由と入社の決め手
前職では、手探りでバックオフィスをゼロから立ち上げました。労務、採用、営業事務、動画編集、新規事業の立ち上げ、営業など、本当に幅広い業務を担当。いわゆる"何でも屋さん"のような状態でした。とはいえ、何にでもチャレンジできる環境は楽しく、やりがいも感じていました。
一方で、「このままジェネラリストとして進んでいいのだろうか」という迷いも、徐々に大きくなっていきました。自分のキャリアを考えたときに、もっとスキルアップしたい、一つのことを深く突き詰めてみたいという思いが強くなっていったんです。さまざまな業務に携わる中でも、特に惹かれていたのが「労務」の領域でした。
仲間たちとの別れには後ろ髪を引かれましたが、転職を決意した背景には、会社の体制や価値観もありました。たとえば、事務職は立場も給与も低く見られる経営層の考え方。増え続ける業務と責任に対して、昇給が見込めないことも不安材料でした。こうした状況から、環境を見直したいと思うようになり、転職を考えるようになりました。
もともとほぼフルリモートで働いていたこともあり、できるだけ働き方を変えずに、安心してスキルを深めていける場所を探していました。そんなときに出会ったのが、タクシタ(Chatwork アシスタント)の求人です。
「働くをもっと楽しく、創造的に」という会社のミッションに触れたとき、自分が大切にしたい価値観と重なるものを感じました。「誰かを支える仕事であっても、役割に正当な評価がなされる組織で働きたい」ー そんな思いにも応えてくれる環境だと感じ、入社を決意しました。
今している仕事の概要
現在は、労務チームのセクションリーダーを任せていただいています。主な業務は、新規案件の打ち合わせや業務整理に加え、メンバーが安心して作業に取り組めるよう、業務の進め方や体制を整えることです。チーム全体で業務が安定して回るよう、流れや役割分担にも気を配っています。チームをまとめるようになってからは、仕事への向き合い方も大きく変わったと感じています。
セクションリーダーに選んでいただいたときは、これまでの取り組みをきちんと見ていただけたことが伝わり、素直にうれしく感じました。同時に、責任の重さや期待の大きさ、変化していく組織の中での新しい役割に、わくわくする気持ちもありました。
そうした中で、日々のやり取りにはこれまで以上に意識を向けるようになりました。お客様やメンバーとのやり取りは、基本的にチャットでおこなっています。伝わりやすく、誤解のない表現を心がけながら日々コミュニケーションを重ねています。やり取りの相手を問わず、相手の立場や状況に配慮しながら、言葉選びにも注意を払っています。
とはいえ、チャットでは伝えきれないと感じる場面もあるため、オンラインミーティングを取り入れることも。顔を合わせて話すことで、双方の理解が深まり、認識のズレも防ぎやすくなります。
お客様が何を求めているのか、どこに課題を感じているのか。メンバーが困っていないか、不安を抱えていないか。そうした点に常にアンテナを張り、ひとつの視点に偏らず、さまざまな立場から物事を捉えるよう意識しています。やり取りの中で得た気づきや感覚は、日々の対応やサポートに活かすようにしています。
今の仕事でのやりがい
一緒に働くメンバーには、労務分野に深い知見を持つ方が多く、困ったことがあってもすぐに相談できる安心感があります。チーム全体で支え合う雰囲気があるため、これまで経験のなかった業務にも前向きにチャレンジしやすい環境です。自分ひとりで抱え込まず、誰かに頼れる存在がいることは、日々の業務においてとても心強く感じます。
たとえば給与計算ひとつをとっても、業種や企業によって対応が異なるため、多様なケースに触れる機会があります。同じような課題に直面したとき、以前の対応を応用できる場面も増えており、これまでの経験が日々の業務に活かされていると感じます。経験の積み重ねを土台にしながら、新しい知識やスキルを習得できる実感があるのも、大きなやりがいです。
また、信頼して仕事を任せてくださるお客様から、感謝やお褒めの言葉を直接いただくこともあります。労務の仕事は裏方にまわることが多く、感謝の声を受け取る機会はそう多くはありません。だからこそ、その想いがダイレクトに届くこの環境は、大きな励みになっています。誰かの役に立てているという実感があることで、日々の仕事にも前向きに取り組めています。
趣味やプライベートについて
平日は毎日自宅で仕事をしているため、ほとんど家から出ない生活を送っています。その反動もあって、休日くらいは外に出かけたいと思うのですが、家族は平日外で過ごしている分、「休日は家でゆっくりしたい」と言われてしまうこともあり、たまに気持ちがすれ違ってしまいます(笑)。
そんなときは、ひとりで買い物に出かけて、のんびりとした時間を楽しんでいます。家族での外出とはまた違って、自分のペースでゆったり過ごせるのもいいリフレッシュになります。もともとはインドア派なので、家で過ごす日は漫画を読んだり、アニメや映画を見たり、愛猫とまったりしたりと、ゆっくり過ごすことも多いです。そんなふうに、オンとオフのバランスを取りながら、自分らしく日々を過ごしています。
未来の仲間に対して一言
「新しいことに挑戦したい」「もっと成長したい」と思っている方には、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。タクシタ(Chatwork アシスタント)には、背中を押してくれる上司や、親身になって支えてくれる仲間がたくさんいます。わからないことがあっても、すぐに相談できる環境が整っているので、安心して自分のペースで挑戦できます。
些細なことでも丁寧に教えてくれる先輩クルーが多く、日々たくさんのことを吸収しながら成長を実感できるはずです。「こんなこと聞いてもいいのかな?」と戸惑うこともあるかもしれませんが、誰もが通ってきた道だからこそ、どんな小さなことでも気軽に聞いてください。優しく手を差し伸べてくれる仲間が、必ずそばにいます。
また、フルリモート・フレックスという働き方は、仕事と生活のバランスを取りやすく、特に子育て中の方にとっては大きな魅力です。安心して自分らしく働ける環境で、新しい一歩を踏み出してみませんか。私たちと一緒に、挑戦を楽しみましょう!
撮影場所:WeWork 乃木坂